日本ビューホ、前期経常を一転13%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2019/05/24 15:30
 日本ビューホテル <6097> が5月24日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年4月期の連結経常利益を従来予想の5億円→6.8億円(前の期は6億円)に36.0%上方修正し、一転して13.1%増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の15億円の赤字→15.3億円の赤字(前の期は2.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.3億円→3.1億円(前年同期は1.4億円)に2.4倍増額し、一転して2.2倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2019年4月期第4四半期連結会計期間において、売上高は旗艦ホテルである浅草ビューホテルを中心に客室売上が伸び、婚礼・宴会では新規案件の受注や単価アップが図られ、また、レストランでも売上が伸長しており、連結売上高は業績予想値を上回る見込みであります。 利益面につきましては、上記のように売上高が伸びる中、一般管理費を中心に販管費全般の低減に努めた結果、営業利益および経常利益につきましては予想を大きく上回る見込みです。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当社連結子会社が保有、運営する「おくたま路」において、収益性の低下による減損の兆候が認められることから、減損処理を行うため、前回公表の予想を若干下回る金額を見込んでおります。なお、この減損処理およびそれによる影響金額については、現在精査中であるため、確定次第、開示いたします。 尚、2019年4月期の配当(予想)については、前回発表(期末配当1株当たり22円)から修正はありません。(注) 上記の業績予想および配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績および配当は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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