トレイダーズ、前期最終を一転黒字に上方修正

配信元:株探
投稿:2019/05/13 15:10
 トレイダーズホールディングス <8704> [JQ] が5月13日大引け後(15:10)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終損益を従来予想の3.8億円の赤字→1.2億円の黒字(前の期は40.4億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.3億円の黒字→6.4億円の黒字(前年同期は9.8億円の赤字)に4.7倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当連結会計年度の連結業績見込みと従来予想に乖離が生じましたので、通期連結業績予想値を上方修正することといたしました。営業収益は、従来予想4,080百万円を574百万円上回り、4,654百万円となる見込みです。これは主に、トレイダーズ証券の当第4四半期連結会計期間のFXトレーディング収益がFX相場の好影響を受け従来予想を571百万円上回ったこと等によります。営業利益は、従来予想640百万円を421百万円上回り、1,061百万円となる見込みです。これは主に、営業収益が従来予想を574百万円上回った一方で、トレイダーズ証券の広告宣伝費をはじめとする当第4四半期連結会計期間の販売費及び一般管理費が従来予想を117百万円上回ったこと等によります。経常利益は、従来予想440百万円を424百万円上回り、864百万円となる見込みです。これは主に、営業利益の修正予想値が従来予想値を421百万円上回ったこと等によります。親会社株主に帰属する当期純利益は、従来予想380百万円の損失に対して利益が504百万円上回り、124百万円の利益となる見込みです。これは主に、経常利益の修正予想値が従来予想値を424百万円上回ったことに加え、2019年3月25日付「連結子会社における特別利益の発生に関するお知らせ」にて公表しました関係会社株式売却益95百万円を特別利益として当第4四半期連結会計期間に計上したこと、当第4四半期連結会計期間においてトレイダーズ証券及びNextop.Asiaの利益が増加したことで、法人税等が従来予想を111百万円上回ったものの、上記「2.子会社における繰延税金資産の計上について」で記載しました法人税等調整額が従来予想を△102百万円上回ったこと等によります。
配信元: 株探

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