ミズホメディ、上期経常を一転18%減益に下方修正、通期も減額、配当も2円減額

配信元:株探
投稿:2019/05/13 12:00
 ミズホメディー <4595> [東証2] が5月13日昼(12:00)に決算を発表。19年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.8%減の3.8億円に落ち込んだ。
 併せて、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の6億円→4.7億円(前年同期は5.8億円)に21.8%下方修正し、一転して17.9%減益見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の同利益を従来予想の14億円→13億円(前期は12.1億円)に7.2%下方修正し、増益率が16.3%増→7.8%増に縮小する見通しとなった。

 同時に、期末一括配当を従来計画の33円→31円(前期は29円)に減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の25.6%→21.0%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第1四半期の市場環境につきまして、2018/2019シーズンのインフルエンザの流行は、1月末においては、患者数が過去最多数となった前シーズン(2017/2018)のピークの高さを超えるほどの強い流行となったものの、前シーズンとは異なり、その後急速に終息に向かったことから、2月から3月にかけてインフルエンザ検査薬の需要が大幅に減少しました。この影響により、第1四半期のインフルエンザ検査薬の当初販売計画が未達となったことを主因として、第2四半期累計期間の業績予想を下方修正することといたしました。 また、下半期の売上高の予想につきましては、現在のマイコプラズマの流行が過去と比べて著しく低い水準で推移していることを考慮し、遺伝子POCT検査の機器及び試薬(Smart Gene及びスマートジーン Myco)の当初計画を見直しております。一方で、その他感染症項目の検査薬につきましては、第1四半期及び直近までの実績が当初計画を上回って推移しており、下半期においても当初計画を上回る見込みであります。この結果、下半期の売上高は当初計画をやや下回るものの、下半期の各利益は、売上高構成比の変化や販売費及び一般管理費の見直し等により、当初計画より改善する見込みであります。 しかしながら、第1四半期の売上高及び各利益の未達分を補うことは難しいことから、通期の業績予想につきましても下方修正することといたしました。

  当社は、業績に対応した配当を行うことを基本としつつ、配当性向、企業体質の一層の強化及び今後の事業展開に備えるための内部留保の充実などを総合的に勘案して決定する方針を採っております。この方針に基づき、配当性向30%を目標として配当を実施するよう努めております。 業績予想の下方修正という結果を踏まえ、誠に遺憾ではございますが、2019年12月期の期末配当予想につきましては、1株当たり33円から2円減額し、31円に修正させていただくことといたしました。(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数   値とは異なる結果となる場合があります。
配信元: 株探

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