ETF売買動向＝8日大引け、全銘柄の合計売買代金2149億円

　8日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.0％減の2149億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.0％減の1984億円だった。

　個別では日経３００上場投信 <1319> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> が新高値。ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> が8.82％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.24％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は8.53％安、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は6.10％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は5.95％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は5.09％安、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> は4.32％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が321円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1216億3200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1156億500万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が352億7600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が96億800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が89億6300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が53億5700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が26億8600万円の売買代金となった。

株探ニュース