栗本鉄が続伸、好採算製品の出荷増え１９年３月期業績は計画上振れ

　栗本鉄工所<5602.T>が続伸している。７日の取引終了後、集計中の１９年３月期連結業績について、売上高が１０７０億円から１０８７億８６００万円（前の期比１．６％増）へ、営業利益が２２億円から３０億３００万円（同１１．９％減）へ、純利益が１５億円から２０億７５００万円（同１３．５％減）へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　全体的に出荷が堅調に推移したほか、なかでも比較的粗利率の高い製品の出荷比率が増加したことが寄与した。また、製造原価の低減や販管費の削減に取り組んだことも奏功したという。

出所：minkabuPRESS