花月園、前期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で31％の赤字

　花月園観光 <9674> [東証２] が4月22日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の100万円の黒字→1億9500万円の赤字(前の期は1200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を31.4％毀損する規模となった。ただ、通期の経常利益は従来予想の400万円→1100万円(前の期は1300万円)に2.8倍上方修正し、減益率が69.2％減→15.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の2200万円の黒字→1億7400万円の赤字(前年同期は1000万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年３月期の通期業績予想につきましては、売上高はほぼ予想通り推移し、営業経費等の見直し等により、営業利益、経常利益ともに増加する見込みとなりましたが、当期純利益については、特別損失の計上により、前回予想を大幅に下回る見込みとなりました。（注）業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。