神田通機、前期最終を一転85%増益に上方修正、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/19 16:00
 神田通信機 <1992> [JQ] が4月19日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結最終利益を従来予想の1億円→2.8億円(前の期は1.5億円)に2.8倍上方修正し、一転して85.4%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.1億円→2.9億円(前年同期は1.8億円)に2.6倍増額し、一転して55.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前の期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、主力事業である情報通信事業がほぼ計画通り推移し、照明制御事業は計画を下回って推移いたしました。また、不動産賃貸事業は計画通り推移する見込みとなります。利益面につきまして、営業利益は予定しておりました設備投資等に係る費用が2020年3月期になったことにより、前回予想数値を80百万円上回る見込みとなりました。また親会社株主に帰属する当期純利益は「1.繰延税金資産の計上について」 に記載のとおり、法人税等調整額を計上することから1億80百万円の増加となる見込みとなりました。●繰延税金資産の計上について当社は当期及び今後の業績見通し等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、回収可能性のある部分について繰延税金資産を計上することに伴って、法人税等調整額を△88 百万円(△は利益)計上することから、親会社株主に帰属する当期純利益が当初予想数値を超過する見込みとなりました。

 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付け、収益性の向上と財務体質の強化に努めるとともに安定的な配当を継続することを基本方針としております。つきましては、2019 年3 月期における期末配当金予想は、上記方針に基づき、かつ、今期の業績進捗状況を踏まえ、総合的に勘案した結果、前回予想に対して10円増配の1 株当たり普通配当60 円とさせていただきます。なお、本件につきましては、本年6月下旬開催予定の定時株主総会に付議する予定です。※上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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