グッドフライデーのため動意限定
昨日のドル/円は上値がやや重かった。独・ユーロ圏の4月製造業PMI・速報値が予想を下回り、ユーロ/円が急落すると、ドル/円も111.70円台まで下落した。その後、米3月小売売上高や米新規失業保険申請件数の良好な結果を受けて値を戻したが112.00円台で伸び悩んだ。本日は、キリスト教・復活祭(イースター)直前の金曜日で「グッドフライデー」のため、多くの国が祝日となる。海外市場の参加者はほとんどいないと見られるため、本日のドル/円に大きな値動きは期待しづらい。東京市場でも実質5・10日の仲値公示を通過すれば、値動きが細る公算が大きい。今週これまでの取引レンジ(111.77~112.17円前後)を大きく外れる事はなさそうだ。