新興市場銘柄ダイジェスト:オリコンが大幅反発、TKPは一時ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/18 15:25
<1407> ウエストHD 1338 +73
急伸。本日午前に自己株式の取得実施を発表しており、好材料視されている。発行済株式総数(自社株を除く)の3.56%にあたる90万株、10億円を上限に実施、取得期間は4月19日から7月31日までとしている。一株当たりの価値向上や需給改善への期待感などが高まる展開に。


<3479> TKP 4920 +585
一時ストップ高。立花証券が、同社の投資評価を「やや強気」としたことが明らかになった。同証券では、第4四半期に健在化してきた客単価の上昇による利益率アップなどが今期も継続するとみており、今20年2月期の計画は達成される公算が大きいと想定。市場では、15日に発表された世界最大のレンタルオフィスプロバイダーの日本法人リージャスを100%子会社化することによる業容拡大期待も改めて高まる格好になったようだ。


<7033> MSOL 1914 +97
大幅続伸。水戸証券による新規強気「A(買い)」カバレッジ付与が明らかになっている。同証券は、プロジェクトマネジメント実行支援コンサルティングの新規問合せや引合いは堅調と評価。また、期中に採用したコンサルタントの売上高が在籍間とも積み上がることによって、今19年10月期は会社計画値からの上振れが予想されており、目標株価は2500円としている。


<9927> ワットマン 1136 +11
反発。前日大引け後に3月度の月次売上状況を発表している。同リリースによると、3月の既存店売上高が対前年比で0.9%増と前期初にあたる4月以来11カ月ぶりに前年実績を上った格好となった。パッケージメディア売上が増加したほか、新店の売上貢献などが確認されたという。なお、全店でも同4.7%増と9ヶ月ぶりにプラスに転じている。


<3550> スタジオアタオ 2156 -77
3日ぶり大幅反落。独立系投信投資顧問会社スパークス・グループ傘下のスパークス・アセット・マネジメントによる同社株式保有割合の減少が変更報告書により明らかになった。報告義務発生日は4月15日。同報告書によると、保有比率は従来5.24%から3.45%となった。スパークスによる保有目的は「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資で、同社保有株減少が投資家の間で悪材料視されたようだ。


<4274> 細谷火工 1005 +26
大幅に3日続伸。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新型戦術誘導兵器」の実験を視察したと、朝鮮中央通信(KCNA)が18日に報じたことが伝わっている。2月にハノイで開催された米朝首脳会談以降、初の公の兵器実験となることから、再び米朝間で緊張感が高まる可能性もあり、同社などの防衛関連に関心が向かっている。


<4800> オリコン 685 +80
4日ぶり大幅反発。前日の大引け後に19年3月期業績見通しの上方修正を発表。売上高は従来38.40億円から38.91億円、営業利益は同8.00億円から8.83億円へとそれぞれ見直した。コミュニケーション事業のニュース配信及び動画広告に伴う売上等が想定以上に高水準で推移、ニュース配信やPV事業における広告単価の向上等によって前回業績予想修正時の想定から利益率が更に上昇したことが主因となっている。


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配信元: フィスコ

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