決算プラス・インパクト銘柄 … Ｊフロント、イズミ、エスクロＡＪ (4月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　エスクロＡＪ <6093>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比45.4％減の3億9600万円に落ち込んだが、20年2月期は前期比48.7％増の5億8900万円にＶ字回復する見通しとなった。

★No.2　タカキュー <8166>
　19年2月期の最終損益(非連結)は20.1億円の赤字(前の期は0.5億円の黒字)に転落したが、20年2月期は1億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

★No.3　ミクロン <6159>
　19年8月期第2四半期累計(18年9月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の6.6億円に急拡大し、通期計画の12.5億円に対する進捗率は52.8％に達し、5年平均の46.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6093> エスクロＡＪ 　東１　　 +8.58 　　4/ 9　本決算　　　 48.74
<8166> タカキュー 　　東１　　 +6.25 　　4/ 9　本決算　　　　黒転
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +5.06 　　4/ 9　　上期　　　184.48
<2726> パルＨＤ 　　　東１　　 +4.65 　　4/ 9　本決算　　　 14.91
<2925> ピックルス 　　東１　　 +4.58 　　4/ 9　本決算　　　 11.40

<8273> イズミ 　　　　東１　　 +4.18 　　4/ 9　本決算　　　　5.42
<7520> エコス 　　　　東１　　 +2.27 　　4/ 9　本決算　　　　4.22
<3086> Ｊフロント 　　東１　　 +2.12 　　4/ 9　本決算　　　　8.01
<2668> タビオ 　　　　東２　　 +0.66 　　4/ 9　本決算　　　 -5.80

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース