【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円は続伸。110.965で寄り付いた米ドル/円は、中国の3月製造業PMIが改善したことや米国の3月ISM製造業景気指数が市場予想より強かったこと、また、米中通商協議の進展期待などから111円台後半まで上昇。注目されていた米3月雇用統計は平均時給が市場予想の前月比プラス0.3%に対し同+0.1%と弱かったものの、非農業部門雇用者数が市場予想の前月比17.7万人増に対し同19.6万人増、2月分も前月比2万人増から3.3万人増に上方修正される結果と強い結果だったことで一時111.830まで上昇。111.680で引けました。
今週の主要経済指標は図のとおりで米国のインフレ動向(消費者物価指数、生産者物価指数)とユーロ圏の金融政策動向(ECB理事会)、FOMC議事要旨に注目です。
ムーア氏やケイン氏などハト派的な考えでトランプ大統領寄りなFRB理事候補の人事動向に加え、今週末の15日に発表予定の米財務省の為替報告書と15日・16日にワシントンで開催予定の日米通商協議など、円高要因になりやすいイベントも控えており、マーケットは全体的にリスクオンムードにあっても米ドル/円相場にとっては、上値が重い展開が想定されます。
また、先週末までワシントンでおこなわれていた米中通商協議は事務レベルでの電話協議が継続。11日からはG20財務相・ 中銀総裁会議、イギリスのEU離脱の行方にも注意が必要です。
今週の主要経済指標は図のとおりで米国のインフレ動向(消費者物価指数、生産者物価指数)とユーロ圏の金融政策動向(ECB理事会)、FOMC議事要旨に注目です。
ムーア氏やケイン氏などハト派的な考えでトランプ大統領寄りなFRB理事候補の人事動向に加え、今週末の15日に発表予定の米財務省の為替報告書と15日・16日にワシントンで開催予定の日米通商協議など、円高要因になりやすいイベントも控えており、マーケットは全体的にリスクオンムードにあっても米ドル/円相場にとっては、上値が重い展開が想定されます。
また、先週末までワシントンでおこなわれていた米中通商協議は事務レベルでの電話協議が継続。11日からはG20財務相・ 中銀総裁会議、イギリスのEU離脱の行方にも注意が必要です。