新興市場銘柄ダイジェスト:ギフトが大幅反発、PXBはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/04 15:35
<6190> PXB 875 +150
ストップ高。高尿酸血症モデル動物に関する発明が日本で特許登録されたと発表している。同社が開発したモデル動物作製技術は、ヒト肝細胞キメラマウスにイノシン酸配合餌を給餌することで、高い効率で血中尿酸濃度が高い実験動物の作製を可能にするもの。オキソン酸などの薬剤投与を必要とせずヒトと同等の高尿酸血症病態を示すため、治療薬のスクリーニングや高尿酸血症のメカニズム研究等へ寄与すると期待されている。

<6697> テックポイント 893 +150
ストップ高。中国車載機器メーカーのYFオートモーティブ社のフルハイビジョン対応電子ミラーの新製品に、テックポイント・インクの液晶ディスプレイコントローラー「TP6806」が採用されたと発表している。YFオートモーティブは電子ミラーやドライブレコーダーなど車載機器の開発実績で知られる。電子ミラーは安全運転支援システムとしての普及が期待できるとの見方から、買いが膨らんだようだ。


<9279> ギフト 3720 +170
大幅に4日ぶり反発。3月の既存店売上高が前年同月比3.5%増になったと発表。前月(0.7%増)から伸びが加速した。客数2.0%増、客単価1.5%増。前年比で休日が1日多く、日並びが良かった。また、気温が低かった地域が多く、天候にも恵まれ、顧客の来店頻度が上昇した。全店ベースの売上高は46.0%増。前日に15万株の立会外分売を終え、需給悪化懸念が払拭されたことも買い戻しにつながったようだ。


<4875> メディシノバ 1115 +68
大幅に反発。経口投与の新規化合物MN-001に関し、高中性脂肪血症や高コレステロール血症、高リポタンパク血症を適応として出願中の特許に対し、中国国家知識産権局から承認の通知があったと発表している。少なくとも34年7月までカバーする。日本では、同様の特許に加え、広範囲の線維性疾患をカバーする特許が既に承認されている。今回の特許承認などを受け、今後はアジアでの開発努力を広げていくとしている。


<3237> イントランス 143 +1
続伸。料理人の起業支援・経営支援サービスを手掛けるアスラボと業務提携契約を締結すると発表している。フード関連施設(横丁事業)を共同で全国展開する。横丁事業の第1弾となる施設開発は、北海道旭川市で行う。食材など地域の資源を掘り起こし、日本人観光客やインバウンド需要を狙う。アスラボは地方の食材を使い、多様なジャンルの店舗が集まった飲食施設を運営している。


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配信元: フィスコ

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