【買い】豆蔵ホールディングス（3756）昨日陰線も下押し圧力は限定的、週足ベースでの上値抵抗突破に期待◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

昨日陰線も下押し圧力は限定的、週足ベースでの上値抵抗突破に期待

業種：情報・通信業
時価総額：207.85億円
PER：12.86倍
PBR： 2.44倍

　システム構築および開発支援のコンサルティング業務を主力事業としており、AI・デジタルマーケティングが好調。自動車やロボット産業などにおける工場IoT化など多テーマ性が魅力で、成長市場のソフトウェア技術基盤を支える。

　昨日の日経産業新聞に法人税の申告業務を自動化するクラウドサービス開始が報じられたほか、直近4/1付でこれにちなんだクラウドサービスを手掛ける新会社ROBON設立を発表した。将来的には税務以外の業務においても自動クラウドのサービス提供を視野に入れ、RPA領域における導入シェア拡大を狙う。また、“Automation as a Service”の新潮流を生み出す事業展開にも期待。

　株価は昨年後半からほぼ一定のレンジで900円～1100円の範囲内上下が続いている。5か月間にわたるもみ合いで需給もほぐれてきているとみられ、レンジ上限のブレイクに期待感は増す一方。休養十分で新たな材料発表も織り込みつつ、上値を買いに行く新資金流入に期待。

11：25追記　出来高を伴い上昇中。材料も豊富であり、今後の続伸に期待がかかる。