新興市場銘柄ダイジェスト:アンジェスが急騰、ジョルダンは一時ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/27 15:15
<3698> CRI・MW 4065 +390
急伸。サウンド再生ミドルウェア「D-Amp Driver(ダンプドライバー)」が、富士フイルムホールディングス<4901>傘下の富士ゼロックスのデジタルカラー複合機「ApeosPort-VII C / DocuCentre-VII C」シリーズ16機種に音色による通知技術として採用されたと発表。採用で利益拡大が見込めるとの期待から買いが入った。


<4563> アンジェス 1223 +106
急騰。厚生労働省から重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療用製品の条件及び期限付製造販売承認を取得したと発表。遺伝子治療用製品の国内承認は初めて。販売開始後、売上高に応じた一定の対価を田辺三菱製薬<4508>から受領する。承認取得で事業基盤を構築できたことに加え、現預金57.84億円を保有していることを勘案し、29日提出予定の有価証券報告書で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消する。


<3710> ジョルダン 1379 +239
一時ストップ高。全国の自治体や観光施設、交通事業者を対象に5月から新モバイルチケットの提供を開始すると26日の取引時間中に発表し、引き続き買い材料視された。交通に加え、観光や買い物、飲食などの企画切符や高速バス切符に関わる機能をスマートフォンで完結することができるという。また、多言語に対応しているため、外国人観光客も利用可能としている。


<4592> サンバイオ 2857 -25
3日続落。資本金及び資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金を処分すると発表している。減資分をその他資本剰余金に振り替えた後、繰越利益剰余金の欠損額(約98.15億円)を補填する。振替後の繰越利益剰余金の額は0円。発行済株式総数や純資産額は変更せず、1株当たり純資産額は変わらない。他のバイオ銘柄への投資資金流出や株価が25日移動平均線を下回ったことも売り要因になったようだ。


<4582> シンバイオ製薬 208 +6
大幅高。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の製造販売承認事項に係わる一部変更の承認を取得したと発表している。腫瘍特異的T細胞輸注療法など新規治療の前処置として患者に新たな治療選択肢を提供することが可能になる。トレアキシンは悪性リンパ腫の療法のなかで位置づけを確立しつつあり、新たに再生医療や遺伝子治療の領域が加わることで血液がんにおける利用領域が拡大するとしている。


<6552> GameWith 1344 +74
大幅に続伸。インドのeスポーツ大会イベントの企画・運営会社であるGamingMonk Entertainment Private Limitedが発行する強制転換条項付転換社債を取得すると発表している。インドではゲーム市場の成長が見込まれており、GamingMonkとの関係強化は海外展開を迅速に行うために有益であると判断した。転換社債の発行金額は690万6000インドルピー(約1105万円)。


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配信元: フィスコ

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