22日のドル・円相場は、東京市場では110円90銭から110円65銭まで下落。欧米市場でドルは110円80銭から109円74銭まで下落し、109円93銭で取引を終えた。
本日25日のドル・円は、110円を挟んだ水準で推移か。米国の利上げ局面は終了との思惑が広がっており、ドル・円の上値はやや重くなりそうだ。
英国は秩序ある欧州連合(EU)からの離脱を模索しており、英国側の事情に配慮してEU側は2週間の猶予を与えた。英国議会が3月29日までにメイ英首相のEU離脱協定案を可決すれば、離脱期限は5月22日まで延期されるが、否決された場合、4月12日までに離脱期限の延期をEUに要請する必要がある。
フランス政府は22日、「英国議会がEU離脱協定案を批准できず、新たな計画も提示できなければ、英国は4月12日に合意なくEUを離脱する」との認識を示した。市場関係者の間では「英国は最終的に合意ある離脱に向かう」との見方もあるが、一部では「メイ英首相は離脱協定案の議会採決を求めず、新たな計画を4月12日までに策定し、EU側に提示するのではないか?」との観測が浮上している。現時点で英国のEU離脱を巡る情勢は流動的であり、リスク選好的なポンド買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。
<CS>
本日25日のドル・円は、110円を挟んだ水準で推移か。米国の利上げ局面は終了との思惑が広がっており、ドル・円の上値はやや重くなりそうだ。
英国は秩序ある欧州連合(EU)からの離脱を模索しており、英国側の事情に配慮してEU側は2週間の猶予を与えた。英国議会が3月29日までにメイ英首相のEU離脱協定案を可決すれば、離脱期限は5月22日まで延期されるが、否決された場合、4月12日までに離脱期限の延期をEUに要請する必要がある。
フランス政府は22日、「英国議会がEU離脱協定案を批准できず、新たな計画も提示できなければ、英国は4月12日に合意なくEUを離脱する」との認識を示した。市場関係者の間では「英国は最終的に合意ある離脱に向かう」との見方もあるが、一部では「メイ英首相は離脱協定案の議会採決を求めず、新たな計画を4月12日までに策定し、EU側に提示するのではないか?」との観測が浮上している。現時点で英国のEU離脱を巡る情勢は流動的であり、リスク選好的なポンド買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。
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