新興市場銘柄ダイジェスト:識学が大幅続伸、ベクターはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/22 15:22
<6081> アライドアーキ 668 +100
ストップ高。シンガポール子会社のCreaditsが米グーグルの動画共有プラットフォーム「YouTube」が新たに開始したプログラム「YouTube creative partner」の初期パートナーに選定されたと発表。Creaditsは広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォームを運営。YouTubeの公式パートナーとなったことで、将来の利益拡大が見込めるとの期待から買いが膨らんだ。


<2656> ベクター 413 +80
ストップ高。オンラインゲーム事業を譲渡すると発表している。ソフトバンク<9434>から運営を受託しているアプリサービス「AppPass」や今後展開する新規事業に経営資源を集約する。譲渡価格や相手先は未定で、開発会社及びサービス継続が可能な引受先企業と交渉中としている。オンラインゲーム事業の18年3月期の営業損益は2.33億円の赤字。事業譲渡による業績回復を期待した投資家の買いが膨らんだようだ。


<3848> データアプリ 1927 +124
急伸。22年度までの中期経営計画を発表し、EDI(電子データ交換)専業メーカーからの脱皮を目指すとしている。22年3月期目標は、営業利益が9億円(19年3月期の予想は6.89億円)、株主還元が株主資本配当率(DOE)5%。データインテグレーションマーケットでの立場を確固たるものにし、安定収益や売上拡大を図る。また、将来の新市場創出・進出を踏まえ、研究開発投資や技術探究体制を強化する。


<7049> 識学 5990 +470
大幅に続伸。ソフトウェア開発を手掛けるLaboratikとビジネスチャット向けアナリティクスサービスの共同開発及び販売に関する基本合意を締結したと発表している。市場規模が拡大しているビジネスチャットで独自サービスを開発し、組織を機能的に動かすためのビジネスチャット運用を目指す。Laboratikはビジネスチャットツールでの会話分析で多様なノウハウを保有しているという。


<6572> RPA 3330 0
売り買い均衡。東証の承認を受け、27日から第1部に市場変更されると発表。同社は「社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上に努める」とコメントしている。4月末からTOPIXの構成銘柄となるため、パッシブファンドの需要拡大を見越した向きが買いを入れた。18年11月29日に付けた昨年来高値(3860円)が視野に入ってきたとの見方も買いを後押ししたようだ。後場に下落し、前日終値まで値を戻した。


<3985> テモナ 605 +25
大幅に3日ぶり反発。東証の承認を受け、4月12日から第1部に上場市場が変更されると発表している。同社は「今後も業容の拡大と企業価値向上に努める」とコメントしている。市場変更の形式要件を充足するため、立会外分売を実施する。予定株式数は26万株、予定期間は4月5-11日。1部上場で5月末にTOPIXの構成銘柄に組み入れられるため、パッシブファンドなどの需要を期待した先回り買いが入ったようだ。


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配信元: フィスコ

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