一進一退FOMCで様子見 21400-21700のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/03/20 08:11

一進一退FOMCで様子見

●19日のNY株式市場は米中貿易交渉を巡る報道を受け、引けにかけて値を消した。米連邦公開市場委員会で米連邦準備理事会は先行きの政策金利の見通しを下方修正し、利上げ打ち止め方針を示唆するとの期待から買いが先行。貿易摩擦を巡る米中交渉が進んでいるとの見方も支援材料となり、ダウは一時195ドル高まで上昇したが、「通商交渉で中国が米国の要求に抵抗している」との報道で値を消した。

ダウ工業株    25887.38(- 26.72)▼0.10%
ナスダック     7723.95(+  9.47)△0.12%
S&P500    2832.57(-  0.37)▼0.01%

●本日の日経平均は手掛かり材料難でもみ合いと読む。CME日経平均先物の終値は2万1390円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1566円と比べ180円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1400円。

日経平均株価の節目
 ─────────
 2万1566円 昨日終値
 2万1454円 昨年3月末終値
 2万1435円 5日線
 2万1401円 25日線
 2万1390円 CME日経平均先物

●新規上場
 ────
 ギークス    公開価格1930円

●今週の主な予定    

20日(水)
月例経済報告(3月)
英消費者物価指数(2月)
FOMC、パウエルFRB議長会見、経済予測公表
英政府、20日までに離脱案採決目指す

21日(木)
英中銀政策金利
米景気先行指数(2月)
EU首脳会議(22日まで)

22日(金)
日本消費者物価指数(2月)
米財政収支(2月)
米中古住宅販売件数(2月)

*予定は変更することがあります。
配信元: 達人の予想