フラクタル、今期経常を49%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/03/13 15:00
 FRACTALE <3750> [東証2] が3月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→2億0600万円(前期は1億2700万円)に48.5%下方修正し、増益率が3.1倍→62.2%増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の4億円→5億6800万円(前期は4億4900万円)に42.0%上方修正し、一転して26.5%増益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億2200万円→2800万円(前年同期は2億0800万円)に87.4%減額し、一転して86.5%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 特別利益(関係会社株式売却益)の計上について平成31年2月25日付「特定子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ」にて、開示いたしました池田不動産株式会社の株式譲渡が本日実行されたことにより、連結決算上において関係会社株式売却益として特別利益343百万円を計上する見込みとなりました。また同個別決算において、関係会社株式売却益として特別利益529百万円を計上する見込みとなりました。修正の理由売上高、営業利益、経常利益の主たる修正の理由につきましては、平成31年3月期中に売却を見込んでいた販売用不動産が売却先との交渉長期化等の要因により、平成31年4月以降の売却となったため、売上高については1,076百万円ほど前回予想を下回りまして1,924百万円、営業利益については他の販売用不動産賃料収支により売上高の減少幅より少なくなり、135百万円ほど前回予想を下回りまして295百万円、経常利益については194百万円ほど前回予想を下回りまして206百万円となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前述の「特別利益(関係会社株式売却益)の計上について」に記載のとおり、売却先からの要望により株式譲渡での売却となり、特別利益として関係会社株式売却益が計上されることにより、168百万円ほど前回予想を上回りまして568百万円となる見込みとなりました。
配信元: 株探

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