イソライト、今期経常を7％上方修正

　イソライト工業 <5358> が3月5日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→30億円(前期は33.1億円)に7.1％上方修正し、減益率が15.5％減→9.5％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の18億円→13.5億円(前期は22.8億円)に25.0％下方修正し、減益率が21.4％減→41.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.1億円→15.1億円(前年同期は15.4億円)に15.2％増額し、減益率が15.3％減→2.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年3月期通期連結業績予想につきましては、売上、営業利益および経常利益は概ね計画通りに推移しておりますが、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記１．に記載の減損損失ならびに原料用地の整備諸費用等を特別損失として計上することとなり、当初の予想を下回る見込みとなりました。　期末配当予想につきましては、平成30年5月9日に公表いたしました1株当たり5円から変更はありません。※特別損失（減損損失）の計上について　平成31年3月期第4四半期において、当社が保有する原料用地について、将来の回収可能性を検討した結果、約4億70百万円を減損損失として特別損失に計上する見込みであります。（注）　上記に記載した予想数値は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。