本日のマザーズ先物は、前週末の米株高など良好な外部環境を背景に、戻りを試す動きとなりそうだ。前週末の米国市場では、米中貿易交渉の合意期待などからNYダウが反発し、円相場も一時1ドル=112円台に下落するなど外部環境は良好。週明けの日経平均は続伸して始まりそうで、投資家心理が一段と上向き、マザーズ先物にも好影響を与えるだろう。マザーズ市場ではアンジェス<4563>などのバイオ関連株の活況が続いているほか、メルカリ<4385>といった時価総額上位銘柄も戻り待ちの売りが出つつも堅調に推移しており、個人の投資マインドは依然として良好だろう。この流れが継続してマザーズ先物も戻りを試すことが想定され、心理的な節目の950.0ptを目指す場面もありそうだ。個別株では、M&A(企業の合併・買収)を発表したロコンド<3558>、株式分割の実施を発表したビープラッツ<4381>などの動向が注目される。上値のメドは950.0pt、下値のメドは920.0ptとする。
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