2月は低ボラティリティ
2月も本日で終わり、日を追うごとに為替市場のボラティリティが一段と低下しています。米朝首脳会談を控えているとはいえ、昨日の東京時間の変動幅は10銭にも満たない状況でした。ただ昨日ライトハイザーUSTR代表が議会で来月(一部情報では4月からとの見方がありました)から日米の貿易協議をスタートすると発言しており、いよいよ為替市場にも動きが出てくるのではないかと考えています。
●本日発表の米GDP、市場の反応は?
今晩、米国市場で政府機関の閉鎖に伴い発表が遅れていた米第4四半期のGDPが発表されます。先だって発表された小売売上高がまさかの数字であっただけに、これまでの米中貿易戦争の影響が米国サイドにも表れるのでは?と市場の注目を集めております。アトランタ連銀が発表しているGDPNOWは一時1.4%まで落ち込む場面がありましたが、その後、1.8%にまで戻しています。市場コンセンサスも当初の2.5%から2.2%に低下しています。恐らく2%が相場を動かす分岐点になるのではないでしょうか。つまり、結果が2%より高ければドル買い、2%を下回ればドル売りと言う事です。ただ、ここに来て市場の経済指標の発表に対する受け止め方も変化してきています。悪い数字が出ても、過去の数字であり、悪いものには目をつぶることになりはしないかと、その辺りが相場の読みを難しくしていることも事実です。
3月に入ると、金融機関等のレパトリの動きの声も聞こえてきそうで、ここから一段のドル円の上昇は難しいのではないかと見ており、引き続き、ドル円のレンジは109.00~110.50円をコアレンジとして、上50銭、下1円のバッファーでの値動きになるとの考えを変えてはおりません。
●本日発表の米GDP、市場の反応は?
今晩、米国市場で政府機関の閉鎖に伴い発表が遅れていた米第4四半期のGDPが発表されます。先だって発表された小売売上高がまさかの数字であっただけに、これまでの米中貿易戦争の影響が米国サイドにも表れるのでは?と市場の注目を集めております。アトランタ連銀が発表しているGDPNOWは一時1.4%まで落ち込む場面がありましたが、その後、1.8%にまで戻しています。市場コンセンサスも当初の2.5%から2.2%に低下しています。恐らく2%が相場を動かす分岐点になるのではないでしょうか。つまり、結果が2%より高ければドル買い、2%を下回ればドル売りと言う事です。ただ、ここに来て市場の経済指標の発表に対する受け止め方も変化してきています。悪い数字が出ても、過去の数字であり、悪いものには目をつぶることになりはしないかと、その辺りが相場の読みを難しくしていることも事実です。
3月に入ると、金融機関等のレパトリの動きの声も聞こえてきそうで、ここから一段のドル円の上昇は難しいのではないかと見ており、引き続き、ドル円のレンジは109.00~110.50円をコアレンジとして、上50銭、下1円のバッファーでの値動きになるとの考えを変えてはおりません。