地政学リスクも相場の足を引っ張りました
日経平均は-78円安の21449円と反落しました。
朝方は、米国株高や円安ドル高を好感して高く始まると、高値では+82円高の21610円まで上昇しましたが、買い一巡後は円安が一服したことなどから下落に転じました。
後場に入ると、昼休みの時間帯にインド軍がパキスタン実効支配地域を空爆と報じられたことから投資家心理が悪化し、米国株時間外取引が軟調に推移したこともあって安値では-122円安の21405円まで下落する場面もありました。
また日経平均が約2ヶ月半ぶりの高値水準にあることから、3月の決算期末を控えた国内金融機関などの利益確定売りが上値を押さえました。
東証1部の売買代金は1兆8969億円、騰落銘柄数は値上がり726銘柄、値下がり1250銘柄、日経225採用銘柄では値上がり79銘柄、値下がり138銘柄でした。
日経ジャスダック平均は7営業日ぶりに反落、東証マザーズ指数は小幅に7日続伸しました。
日経平均のテクニカル指標は、まだ高値圏を示唆するものが残っています。
引き続き売買代金が活況の目安である2兆円を割り込むなか、きょうも日経平均は終値が始値を下回る陰線となり、やはり上値の重さは意識されています。
また米中貿易協議の詳細が明らかにされていないことも、上値を追う手掛かりになっていません。
引き続き上昇中の25日線(今日現在:20944円)程度までの調整がいつ始まってもおかしくない状況のなか、徐々に来週のSQに向けた思惑も出始めますので荒れるSQ週に備えて利益確定売りを進めるのが無難だと思います。
朝方は、米国株高や円安ドル高を好感して高く始まると、高値では+82円高の21610円まで上昇しましたが、買い一巡後は円安が一服したことなどから下落に転じました。
後場に入ると、昼休みの時間帯にインド軍がパキスタン実効支配地域を空爆と報じられたことから投資家心理が悪化し、米国株時間外取引が軟調に推移したこともあって安値では-122円安の21405円まで下落する場面もありました。
また日経平均が約2ヶ月半ぶりの高値水準にあることから、3月の決算期末を控えた国内金融機関などの利益確定売りが上値を押さえました。
東証1部の売買代金は1兆8969億円、騰落銘柄数は値上がり726銘柄、値下がり1250銘柄、日経225採用銘柄では値上がり79銘柄、値下がり138銘柄でした。
日経ジャスダック平均は7営業日ぶりに反落、東証マザーズ指数は小幅に7日続伸しました。
日経平均のテクニカル指標は、まだ高値圏を示唆するものが残っています。
引き続き売買代金が活況の目安である2兆円を割り込むなか、きょうも日経平均は終値が始値を下回る陰線となり、やはり上値の重さは意識されています。
また米中貿易協議の詳細が明らかにされていないことも、上値を追う手掛かりになっていません。
引き続き上昇中の25日線(今日現在:20944円)程度までの調整がいつ始まってもおかしくない状況のなか、徐々に来週のSQに向けた思惑も出始めますので荒れるSQ週に備えて利益確定売りを進めるのが無難だと思います。