キヤノンマーケティングジャパンとサクサグループが映像ソリューション領域で協業、映像管理基盤システムXProtect(R)と映像圧縮ゲートウェイVC1000の連携システムを発売

配信元:PR TIMES
投稿:2019/02/25 13:40
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田 正弘、以下キヤノンMJ)とサクサグループのサクサ株式会社(代表取締役社長:磯野 文久、以下サクサ)および株式会社システム・ケイ(代表取締役:鳴海 鼓大、以下システム・ケイ)は、このほどネットワークカメラの映像ソリューション事業分野で協業します。


キヤノンMJとサクサ、システム・ケイの三社は具体的な協業の第一弾として、キヤノンMJの映像管理基盤であるビデオ管理ソフトウエア「XProtect(R)」とサクサの映像圧縮ゲートウェイ「VC1000」を連携させることで、ネットワークカメラで撮影した映像を高画質なままデータ容量を圧縮し、長時間録画やネットワーク環境負荷低減を実現する製品を2019年4月下旬より発売します。

近年、ビッグデータやAIを活用した人物の行動分析や機械の故障予測など、IoTを活用した解析ソリューションの市場拡大がさまざまな分野で期待されています。特に映像ソリューションの市場は、防犯用途において映像を単に録画するだけでなく、遠隔による人物や設備などの状況・状態把握から、映像解析による業務の見える化・効率化およびマーケティング支援など、多岐にわたり需要が高まっています。しかしながら、伝送・蓄積する映像データの大容量化に伴い、ストレージ容量の増大やシステムへの負荷増加のため維持管理・追加投資が必要となり、運用コストが増加する問題が起きています。

映像圧縮ゲートウェイ「VC1000」は、独自の圧縮処理技術により最大8台(※1)のネットワークカメラの映像を、符号化形式(※2)、解像度(※3)、フレームレート(※4)を変更することなく、最大約1/10のデータ容量に圧縮することができます。人が見て画質の劣化のない高品質で、遅延なくリアルタイムに処理できるため、高解像度の映像を必要としている場合や低速なネットワーク環境下において利活用できます。これを高機能なビデオ管理ソフトウエア「XProtect(R)」と連携させることで、前述の社会課題を解決するさまざまな映像ソリューションを実現できます。食品製造業での長期録画や新築ビルの大規模案件、製造業・ブランド品店のフルHD録画など多様なニーズに応えます。

キヤノンMJは映像管理基盤システム「XProtect(R)」を中核とした映像ソリューション事業を強化しており、画像解析機能の拡充やIoTデバイスとの接続、クラウドサービスとの連携、業種・業態別のシステム構築ビジネスなどを展開してきました。今後三社は、市場要望に見合った製品・サービスの創出を目指し、営業面や技術面だけでなく互いの強みを生かす幅広い連携により、さまざまな分野での新たな映像ソリューションを開発し、互いのチャネルへ展開していきます。例えば、顔認識や車両ナンバー認識等のアプリケーションと連携した映像解析による映像ソリューション展開や、ネットワークカメラ映像の解析結果をIoT機器と連動させるなど、付加価値の高い映像IoTサービスなどに展開していきます。

※1 VGAカメラ8台、HDカメラ8台、フルHDカメラ4台
※2 H264
※3 VGA、HD、フルHD
※4 5~30FPS




*カメラ4台構成の場合。ユースウェア、保守料金は含まれません。システム構成などにより価格は変動します。

<SECURITY SHOW 2019の出展について>
3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2019」のキヤノンブースにおいて、ビデオ管理ソフトウエア「XProtect(R)」と映像圧縮ゲートウェイ「VC1000」の連携システムを展示予定です。
https://canon.jp/event/exhibition/security2019/index.html

<三社の説明>
キヤノンMJは、映像管理基盤のビデオ管理ソフトウエア「XProtect(R)」を中核にした映像ソリューションビジネスの拡大に注力しています。「XProtect(R)」と連携する映像解析ソフトウエアの機能強化やラインアップ拡充、アライアンスによるさまざまなサービスと連携したソリューションを展開することで、安心・安全を見守るためのツールから、生産性向上やマーケティングへの応用など、お客さまのさまざまな課題を解決するソリューションを提供していきます。

サクサグループのサクサおよびシステム・ケイは、これまでネットワークカメラやNVRなど監視カメラシステムを中心に映像ソリューションを提供してきました。さらに映像圧縮システムや画像認識、解析等の技術を生かした付加価値の高いアプリケーションサービスを提供することで映像事業の拡大に取り組んでいます。今後、顔認識や車両ナンバー認識等のアプリケーション連携による映像解析などさまざまな映像ソリューションを提供していきます。

* ニュースリリース
  https://canon.jp/newsrelease/2019-02/pr-xprotect-vc1000.html
配信元: PR TIMES

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