反落、米原油生産量は過去最高水準を更新=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/22 05:35

NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=56.96(-0.20 -0.35%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.20~0.18ドル安。その他の限月は0.15ドル安~0.05ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米原油生産量が日量1200万バレルと過去最高水準を更新したことが重しとなった。米中通商協議については、両国が覚書を作成していると伝わり、合意に向けた前進がみられるが、2月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数はマイナス圏に沈み、米国の製造業に対する逆風が続いていることが示され、米景気減速懸念も相場を圧迫した。

 時間外取引で4月限はしっかりと推移し、57.61ドルまで水準を切り上げた。ただ、前日高値水準は重く、押し戻されるとマイナス転換した。通常取引開始後は56.64ドルまで弱含んだが、下げ幅は広がらなかった。

minkabu PRESS編集部

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