明日の株式相場見通し=高値警戒感で利益確定売り優勢、出遅れセクター買いは継続
あす(21日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計で530円と大幅上昇となっていることから、短期的な高値警戒感も働いて利益確定売りが優勢となりそうだ。ただ、海外投資家からの日本株の出遅れセクターへの見直し買いが継続しているため、下値は限定的となりそうだ。
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が小幅ながら続伸したことに加え、取引時間中に東京外国為替市場で一時、1ドル=110円90銭台まで円安・ドル高が進行したことも買い支援材料となった。更にきょうも、電気・ガス、商社、医薬品、情報・通信などの出遅れセクターへの循環物色の流れが継続した」との見方が出ていた。
20日の東京株式市場はリスクを取る動きが継続し、日経平均は一時フシ目の2万1500円近辺まで水準を切り上げる場面があった。後場寄りにいったん値を崩したものの、その後は再び売り物を吸収して上値指向となった。日経平均株価終値は、前日比128円84銭高の2万1431円49銭と3日続伸した。
日程面では、12月の全産業活動指数、2月の月例経済報告、1月の全国百貨店売上高、1月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米1月のCB景気先行総合指数、米1月の中古住宅販売件数、米2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が小幅ながら続伸したことに加え、取引時間中に東京外国為替市場で一時、1ドル=110円90銭台まで円安・ドル高が進行したことも買い支援材料となった。更にきょうも、電気・ガス、商社、医薬品、情報・通信などの出遅れセクターへの循環物色の流れが継続した」との見方が出ていた。
20日の東京株式市場はリスクを取る動きが継続し、日経平均は一時フシ目の2万1500円近辺まで水準を切り上げる場面があった。後場寄りにいったん値を崩したものの、その後は再び売り物を吸収して上値指向となった。日経平均株価終値は、前日比128円84銭高の2万1431円49銭と3日続伸した。
日程面では、12月の全産業活動指数、2月の月例経済報告、1月の全国百貨店売上高、1月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米1月のCB景気先行総合指数、米1月の中古住宅販売件数、米2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)
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