サイバーリンクス<3683>は14日、2018年12月期決算を発表した。売上高が前期比0.7%増の96.85億円、営業利益が同12.6%減の5.04億円、経常利益が同15.7%減の5.13億円、当期純利益が同27.4%増の3.20億円となった。
ITクラウド事業では、流通業向けクラウドサービス分野は、主力サービスである流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を始めとするクラウドサービスの提供拡大により、定常収入が増加した。これにより、スポット案件に係る売上は減少したものの、同分野の売上高は前期を上回った。他方、前事業年度にリリースした@rms基幹次期バージョンに係るソフトウェア償却費の増加や、AI等にかかる研究開発投資の増加もあり、同分野の利益は前期を下回った。
官公庁向けクラウドサービス分野では、定常収入は順調に増加したが、前期に比べ機器売上等が減少したことにより、同分野の売上高は前期を下回った。他方、相対的に利益率が向上したこと等により、同分野の利益は前期を上回った。
モバイルネットワーク事業では、販売業務の適正化が求められる中、顧客対応等におけるサービス品質で競合店との差別化を図った結果、スマートフォンの販売台数は前期に比べ増加したが、フィーチャーフォンの販売台数の減少傾向が続き、携帯電話端末全体の販売台数は前期を下回った。また、携帯電話端末の販売単価の上昇に伴い、売上高は前期をわずかに上回ったが、ドコモ光(NTTドコモが提供するブロードバンドサービス)獲得等の重点目標達成によるキャリアからのインセンティブ収入が前期を下回ったこと等により、利益は前期を下回った。
2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.9%増の103.54億円、営業利益が同19.9%増の6.05億円、経常利益が同18.7%増の6.10億円、当期純利益が同14.2%増の3.66億円を見込んでいる。
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ITクラウド事業では、流通業向けクラウドサービス分野は、主力サービスである流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を始めとするクラウドサービスの提供拡大により、定常収入が増加した。これにより、スポット案件に係る売上は減少したものの、同分野の売上高は前期を上回った。他方、前事業年度にリリースした@rms基幹次期バージョンに係るソフトウェア償却費の増加や、AI等にかかる研究開発投資の増加もあり、同分野の利益は前期を下回った。
官公庁向けクラウドサービス分野では、定常収入は順調に増加したが、前期に比べ機器売上等が減少したことにより、同分野の売上高は前期を下回った。他方、相対的に利益率が向上したこと等により、同分野の利益は前期を上回った。
モバイルネットワーク事業では、販売業務の適正化が求められる中、顧客対応等におけるサービス品質で競合店との差別化を図った結果、スマートフォンの販売台数は前期に比べ増加したが、フィーチャーフォンの販売台数の減少傾向が続き、携帯電話端末全体の販売台数は前期を下回った。また、携帯電話端末の販売単価の上昇に伴い、売上高は前期をわずかに上回ったが、ドコモ光(NTTドコモが提供するブロードバンドサービス)獲得等の重点目標達成によるキャリアからのインセンティブ収入が前期を下回ったこと等により、利益は前期を下回った。
2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.9%増の103.54億円、営業利益が同19.9%増の6.05億円、経常利益が同18.7%増の6.10億円、当期純利益が同14.2%増の3.66億円を見込んでいる。
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