<動意株・19日>(大引け)=ゼット、JMC、レアジョブなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/19 15:09
<動意株・19日>(大引け)=ゼット、JMC、レアジョブなど  ゼット<8135.T>=大幅高。日本では今年9月のラグビーW杯を皮切りに2020年の東京五輪、21年のワールドマスターズゲームズと、3年間にわたる「ゴールデン・スポーツイヤーズ」に突入する。要注目のビッグイベントが続くなか株式市場でもスポーツ関連株への注目度が高まっている。そうしたなか、同社はスポーツ用品大手で、特に野球用品で高い商品シェアを誇っており、株価の値ごろ感と合わせ人気化素地に富む。野球用品の売り上げは好調で19年3月期第3四半期(18年4~12月)の連結営業利益は、前年同期比37%増の3億7300万円と急拡大した。PER9倍台、PBR0.4倍台と株価指標面でも割安感が際立つ。

 JMC<5704.T>=急反騰。同社は18日の取引終了後、同社の心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID(ハートロイド)」について、カワニシホールディングス<2689.T>傘下のカワニシと、山口県を除く中国地方と四国地方及び兵庫県における取引基本契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。今回の契約は、対象エリアにおける「HEARTROID」の販売拡大を図るとともに、購入後のアフターサービスを充実させ、顧客満足度の向上を図るのが狙い。また今後は、心臓カテーテルトレーニングキット以外の製品やサービスにおいても協力を強化するとしている。

 レアジョブ<6096.T>=後場に入り急騰。同社はこの日正午ごろ、通信教育などを展開する増進会ホールディングス(静岡県三島市)と合弁契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の合弁事業は、これまで資本・業務提携関係にあった両社の文教事業における連携をより強固かつ迅速な意思決定のもと事業展開することを目的としたもの。合弁契約により、レアジョブ子会社のエンビジョンが増進会HDに対して第三者割当増資を行うとともに、レアジョブが保有するエンビジョン株式の一部を譲渡することで、エンビジョンを合弁会社化する。また、これによりエンビジョンの出資比率はレアジョブ66.59%、増進会HD33.41%となる予定だ。

 LIFULL<2120.T>=4日ぶり大幅反発。同社は18日、中国有数の大手メディア「人民日報海外版」の日本版「人民日報海外版日本月刊」を発行する日本新華僑通信社(東京都豊島区)と国際不動産投資分野で業務提携したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。この提携に基づき、両社は日本の不動産への投資を検討する中国投資家に対して、4月に中国現地で不動産投資イベントを共催する予定。日本新華僑通信社がイベントの宣伝や参加者の募集を担い、LIFULLの国際不動産投資専門チームが必要に応じて通訳・翻訳を行い、売り主との売買取引をサポートする。

 ピー・シー・エー<9629.T>=一時ストップ高。同社は18日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を104億8600万円から115億1800万円(前期比17.7%増)へ、営業利益を8億2500万円から11億9500万円(同48.1%増)へ、純利益を5億8800万円から8億7000万円(同97.3%増)へ上方修正したことが好感されている。法令改正やパソコンの買い替え需要の増加などにより、売上高が想定を上回る見込みとなったことが収益を押し上げるとしている。

 ラクト・ジャパン<3139.T>=大幅続伸し昨年来高値を更新。同社は18日の取引終了後、4月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表の株式分割では、投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は5月1日。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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