15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円65銭まで上昇後、110円38銭まで下落し110円43銭で引けた。米中貿易交渉が合意に向けて前進したことや米国政府機関閉鎖が回避されたことを好感しいったんドル買いが優勢となった。しかし、米1月鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がウォールストリートジャーナル紙とのインタビューで「本年、利上げを見送る可能性がかなりある」との見解を示すと、ドル売りが強まり、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1234ドルに下落後、1.1306ドルまで上昇して1.1293ドルで引けた。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が景気減速の長期化に懸念を示し、新たに対欧州金融機関向け長期融資LTRO、TLTROを委員会で検討する意向を見せたためユーロ売りに拍車がかかった。そのほか、スペインの総選挙やイタリア欧州連合(EU)離脱懸念に域内政局不安もさらなるユーロ売りにつながった。その後、週末のショートカバーが加速。ユーロ・円は、124円23銭まで下落後、124円85銭まで上昇した。リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.2789ドルから1.2898ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、1.0090フランまで上昇後、1.0045フランまで下落した。
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