「★2月14日予想」日経平均株価は上昇トレンドを継続するのか?

著者:西村剛
投稿:2019/02/13 15:11

突発的な暴落に注意

日経平均株価が終値で21000円を超えてきました。日経平均株価が21000円を超えたのは12月中旬以来で約2ヶ月ぶりとなります。「このまま日経平均株価は上昇トレンドを継続するのか?」私達の関心は今このテーマにあるのではないでしょうか。

私は4月までは米国株が上昇すればそれなりに日経平均株価も上昇する可能性はあるが、突如12月のような暴落もあり得ると考えています。

足もとの日経平均株価の上昇は、米国株が12月に暴落しその後リバウンドしてきた流れを日経平均株価も受けているだけだと考えており、米国株上昇の流れが終われば日経平均株価もおのずと上昇が終わると考えています。過去の統計データでは日経平均株価は1月から4月までは上がりやすいという傾向が見られており、今の上昇もその傾向に沿ったものだと考えています。ですので4月までは米国株が上昇すればそれなりに日経平均株価も上昇するのではないかと考えています。

ただ今年の相場に関しては、12月のような暴落も比較的頻繁に起こると考えています。緩やかに株価が上昇し続けるなか、米中関係の悪化など外部環境の悪化が懸念されれば株価は一気に年初来安値更新まで下落する可能性があり、非常にボラティリティの大きな相場になると考えています。この暴落の本命は5月以降だと考えているのですが、それ以前でも十分に可能性があります。12月のように年初来高値更新から一気に年初来安値更新まで下落する可能性も十分にありそうです。 過度に楽観視せずトレードにのぞむことをおすすめします。14日の日経平均株価は小幅安と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想