フルキャストが続急騰、今期経常は31%増で連続最高益、増配と自社株買いも評価

配信元:株探
投稿:2019/02/12 09:49
 フルキャストホールディングス <4848> が続急騰。8日大引け後に発表した18年12月期の連結経常利益は前の期比20.0%増の52.8億円で着地。続く19年12月期も前期比31.1%増の69.3億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

 今期は主力の短期業務支援事業でアルバイト紹介とBPOサービスの業績拡大に注力するほか、前期に子会社化した家事代行を手掛けるミニメイド・サービスの業績が通期寄与することも収益を押し上げる。併せて、前期の年間配当を30円→32円(前の期は26円)に増額し、今期も前期比6円増の38円に増配する方針としたことも支援材料となった。

 併せて、発行済み株式数の1.17%にあたる44万株(金額で7億9858万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

株探ニュース
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,441.0
(15:30)
-14.0
(-0.96%)