決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ワークマン、ツクイＳＴＦ、メディネット (2月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月5日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　東邦化 <4409>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.7％減の14.2億円に減り、通期計画の20.7億円に対する進捗率は68.7％にとどまったものの、5年平均の54.5％を上回った。

▲No.3　サコス <9641>
　19年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比1.3％減の4.4億円となり、10-3月期(上期)計画の10.7億円に対する進捗率は40.9％にとどまり、5年平均の47.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4409> 東邦化 　　　　東２　　 -9.88 　　2/ 6　　　3Q　　　-23.70
<7045> ツクイＳＴＦ 　ＪＱ　　 -8.16 　　2/ 6　　　3Q　　　　　－
<9641> サコス 　　　　ＪＱ　　 -4.65 　　2/ 6　　　1Q　　　 -1.34
<3947> ダイナパック 　東２　　 -3.44 　　2/ 6　本決算　　　　黒転
<3954> 昭和パックス 　ＪＱ　　 -3.31 　　2/ 6　　　3Q　　　　5.09

<6776> 天昇電 　　　　東２　　 -3.25 　　2/ 6　　　3Q　　　-21.11
<6402> 兼松エンジ 　　東２　　 -3.09 　　2/ 6　　　3Q　　　-22.45
<6769> ザイン 　　　　ＪＱ　　 -2.80 　　2/ 6　本決算　　　244.44
<7932> ニッピ 　　　　ＪＱ　　 -2.30 　　2/ 6　　　3Q　　　-70.92
<7564> ワークマン 　　ＪＱ　　 -1.71 　　2/ 6　　　3Q　　　 26.43

<2370> メディネット 　東Ｍ　　 -1.39 　　2/ 6　　　1Q　　　　赤縮
<9888> ＵＥＸ 　　　　ＪＱ　　 -1.12 　　2/ 6　　　3Q　　　 11.63
<1789> ＥＴＳ・ＨＤ 　ＪＱ　　 -0.98 　　2/ 6　　　1Q　　　　赤転
<7565> 万世電機 　　　東２　　 -0.63 　　2/ 6　　　3Q　　　 30.38
<1717> 明豊ファシリ 　東２　　 -0.56 　　2/ 6　　　3Q　　　 12.94

<5816> オーナンバ 　　東２　　 -0.51 　　2/ 6　本決算　　　 16.14
<1737> ＭＥＳＣＯ 　　東２　　 -0.19 　　2/ 6　　　3Q　　　-11.07
<8144> 電響社 　　　　東２　　 -0.16 　　2/ 6　　　3Q　　　 15.84
<6016> ジャパンエン 　東２　　 -0.13 　　2/ 6　　　3Q　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース