マーケットコンディション 昨日のドル円は、109.01円で始まると、東京時間はFOMCのハト派声明による米国の利上げ観測後退から軟調地合いで108.69円まで下落。ロンドン時間、ジリ安継続で、108.52円まで下落。NY時間、米新規失業保険申請件数が予想を下回ると、ドル円は108.49円まで下落。その後、11月米新築住宅販売件数が予想を上回り、下落していたNYダウ平均がプラス圏に回復すると、ドル円に買戻しが入り108.87円でクローズをむかえた。
久しぶりに注目される米雇用統計。 ハト派的なFOMC声明だが、「米ドル/円」は想定より底堅く感じる。「米ドル安」→「他通貨高」→「クロス円上昇」→「米ドル円下落へブレーキ」という流れかもしれない。米国の金融政策が今後の経済指標次第となったことから、今回は注目度が高そうだ。ただ、流れは下向き継続と予測する。