太洋工業は大幅反落、18年12月期業績は計画上振れも材料出尽くし感強まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/30 09:43
太洋工業は大幅反落、18年12月期業績は計画上振れも材料出尽くし感強まる  太洋工業<6663.T>は大幅反落している。29日の取引終了後、集計中の18年12月期連結業績について、営業利益が4000万円から1億2200万円(前の期2900万円の赤字)へ、最終利益が1000万円から6900万円(前の期比13.8倍)へ上振れて着地したようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。

 商社事業における中小型ディスプレー向け液晶モジュール検査システムの販売や、子会社が行っている検査装置の受注が回復に至らなかったことなどから、売上高は46億5800万円から45億8200万円(同8.1%増)へ下振れたが、基板検査機事業における売り上げ増加やグループにおける設備投資の抑制などが寄与し、利益は上振れたという。

 また、業績予想の修正に伴い、従来3円を予定していた期末一括配当を2円増額して5円にするとあわせて発表した。前期実績の3円に対して2円の増配になる。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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