いよいよ「激流前夜」 - 現在は「嵐の前の静けさ」…!?
◆“一方向へ傾斜”することはなく、そのまま終了
※ご注意:予想期間は1月29日と表示されていますが、本日(1月28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「米政府機関閉鎖の一時解除」を背景にして、先週末も“110円回復”を目指したドル円。
しかし前日に続き、“突破”には至りませんでした。
一方「FRBはバランスシート縮小の早期終了を検討」との一部報道を機に反落に転じたものの、“下値の堅さ”は相変わらずでした。
主要イベントを翌週に控えた週末ということもあり、“一方向へ傾斜”することはなく、“大きく崩れる”にも至りませんでした。
◆いよいよ「激流前夜」 - 本日までは「膠着続く」…?
こうした中、いよいよ今週はその主要イベント(Brexitの代替案・再採決:29日/FOMC:29-30日/米中通商協議:30-31日)が相次ぎます。
先週の終値が“全て109円半ば(109.35-65円の範囲内)”で揃っていることを考えれば、「全く動意に乏しい(膠着)」は否めないところです。
しかし裏を返せば「(次なる動意に向けて)エネルギーは溜まっている」と見ることは十分可能であり、前記したように、キッカケとなり得る要因も相次ぎます。
もっとも“本番は明日(29日)から”であり、先週同様、本日もまだ“主要イベントを控えた…”が続く格好となります。
「下地が整いつつある」と見ますので、「大きくは崩れない」「ブレイクするなら上方向」と考えますが、本日までは「膠着続く」と見て、「明日からの激流」に備えたいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.251(50週移動平均線)
上値4:110.071(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.996(1/23高値、1/25高値、大台)
上値2:109.795(1/24高値、週足・一目均衡表基準線、ピボット1sレジスタンス)
上値1:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:109.510
下値1:109.420(1/24-25安値、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:109.317(1/23安値)
下値3:109.145(1/22安値、1/10~1/23の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値4:109.057(1/18安値、大台)
下値5:108.956(20日移動平均線)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:44 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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