績予想の修正がやがて期待される銘柄
酒類を中心とする専門店「やまや」を展開。設立以来、酒類の流通販売の合理化に注力しており、独自の直輸入システム「ワールドリカーシステム」を構築している。
また、昨年「つぼ八」を買収し、居酒屋事業を強化した。
同社業績は、2018年3月期には営業利益を74億円(前期52億円)にまで伸ばしたが、2019年3月期は、微増の予定。ただし、日欧EPAの発効により、来期からは輸入酒類の関税が引き下がり、そのメリットを受けるだろう。その影響による業績予想の修正がやがて期待される銘柄。
株価は、昨年8月の高値3245円から12月には2025円まで下落し、その後の戻り途上にある(1月25日終値2214円)。株価の変動率はそれほど高い銘柄ではないが、株価の方向性が中期的に一方通行になりやすい銘柄だけに、一度反転した後は、上昇が長続きする可能性がある。