ユーロは次第に上値重く ドイツ10年債利回りが再びマイナスに向かいそうな気配=NY為替
ユーロドルは先ほどから、買い戻しの動きが見られており、1.1365ドル近辺まで戻している。NY時間に入って売りが強まり一時、1.1335ドル近辺まで下落した。21日線を割り込み再び、上値の重い展開が見られている。1.15ドルが次第に遠くなって来ている印象。
今年のユーロに対して強気に見ていた向きも、再考し始めているようだ。ユーロ圏の景気減速が予想以上に深刻で、特にドイツ10年債利回りは再びマイナスに向かいそうな気配を示している。そのような中でユーロも上値が重い。
きょうはスイスでダボス会議が開催されているが、UBSのウェーバー会長は金融政策の正常化は、今回の景気サイクルでは完遂されないだろう」と語っていた。ECBによる年内利上げは、経済指標の悪化で延期される公算は大きくなったとしている。
EUR/USD 1.1362 EUR/JPY 124.33 EUR/GBP 0.8765
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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