今週の米ドル/円予想 リスク選好でドル買い継続?(1/21週)

著者:山口哲也
投稿:2019/01/21 13:29

【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】

今週の主要経済指標
先週の米ドル/円は大幅反発。週初108.535で寄り付いた米ドル/円は一時107.980まで下落する局面もありましたが、その後は米中の貿易問題改善期待やFED要人のハト派的な姿勢もあり米長期金利が底堅く推移したことなどからリスク選好で米ドルが買われ週末18日には109.905まで上昇。109.725で引けました。
今週の主な経済指標は図のとおりですが、21日には英国のEU離脱をめぐる代替案が示されます。また、IMFの世界経済見通しの公表も予定されています。

【米ドル/円(TFX)週足 チャート】

【米ドル/円(TFX)週足 チャート】
米ドル/円の週足チャートです。
先週の米ドル/円は大きく反発するも52週移動平均線を目前にして、これに上値を抑えられる形で引けました。当面は節目として意識される110円へのトライをイメージしており、これを上回ってくるものと考えますが、移動平均線は13週移動平均線が26週移動平均線を下回ってきており、戻り売りのタイミングを計りたいところです。

【米ドル/円(TFX)日足 チャート】

【米ドル/円(TFX)日足 チャート】
米ドル/円の日足チャートです。
先週はリスクオンでドルが買われて上昇し、目先のレジスタンスは一目の基準線が意識されます。ストキャスティクスも高い水準で上昇傾向にあり110円を上回って推移するものと思われますが、相場が200日移動平均線の下にあることに加え、中長期トレンドを示す一目の雲は下降トレンドを示唆しており、ストキャスティクスが下降するタイミングで戻り売りを考えたいところです。

このコメントはテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想