米利上げペースに疑心暗鬼！今夜のべージュブックに注目
ドル円は108円ミドルで方向感が出ない値動きが続いています。昨日は英議会にてEU離脱法案が大差で否決される結果となりましたが、イベント通過による安堵感からNYダウが上昇したことでドル円は一定の下支えはあります。しかし、英国ではＥＵ離脱協定案を議会が否決してメイ首相への退陣要求等の不安要素が拭えないほか、トランプ大統領と議会の対立による政府機関閉鎖が過去最長記録を更新するなどドルロングにも自信が持てない状況です。
方向感が見いだせないドル円ですが、今夜28:00にはベージュブックが予定されています。パウエルFRB議長をはじめFOMCメンバーは昨年末からハト派にシフトを変更していますが、ベージュブックではそれを再確認するといった作業になります。今年の米利上げに関しては現在2回を織り込んでいますが、このままFRBがハト派スタンスを継続するようであれば、米金利先高観は剥落しドル円の上値を重くしていきそうです。膠着状態が続いていますが、戻り売りには一定の優位性があるようにも思えますので108.50円～109.00円は丁寧に売っていく方針です。
方向感が見いだせないドル円ですが、今夜28:00にはベージュブックが予定されています。パウエルFRB議長をはじめFOMCメンバーは昨年末からハト派にシフトを変更していますが、ベージュブックではそれを再確認するといった作業になります。今年の米利上げに関しては現在2回を織り込んでいますが、このままFRBがハト派スタンスを継続するようであれば、米金利先高観は剥落しドル円の上値を重くしていきそうです。膠着状態が続いていますが、戻り売りには一定の優位性があるようにも思えますので108.50円～109.00円は丁寧に売っていく方針です。
