田辺三菱が続伸、国内大手証券は投資判断を「3」へ引き上げ
田辺三菱製薬<4508.T>は続伸。大和証券は7日、投資判断を「4(アンダーパフォーム)」から「3(中立)」へ一段階引き上げた。目標株価は1600円で据え置いた。同社の主力製品である筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療剤ラジカヴァへの過度な期待が後退し業績見通しの厳しさは浸透するとともに、日本の薬価制度改革による同社への悪影響も株価に織り込み済みとしている。ただ、今後についてジレニア(多発性硬化症治療剤)やラジカヴァに次ぐ収益柱が欠けていることで、中期業績の減益基調が免れないと指摘。2019年3月期連結営業利益は前期比17%減の640億円(会社予想670億円)を見込んでいる。
出所:minkabuPRESS
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