バイオ関連は一斉に切り返す、個人投資家の投げ売り局面通過で戻り足に◇

　サンバイオ<4592.T>は４日ぶり反発に転じたほか、新日本科学<2395.T>、ペプチドリーム<4587.T>、そーせいグループ<4565.T>、セルシード<7776.T>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>、ヘリオス<4593.T>、リプロセル<4978.T>などバイオ関連株が一斉に切り返す展開。市場では「前日の後場が追い証（追加担保差し入れ）に絡む個人投資家の投げ売りのピークで、きょうは需給面で個人資金の売り圧力は一巡、バイオ関連はそれを象徴するセクターで上値が軽くなっている」（国内ネット証券）という。サンバイオは信用で買った個人が前日時点で利を確保できる数少ない銘柄であったとされ、前日は総悲観ムードのなか利食い売りが加速したが、それでも１３週移動平均線とのプラスカイ離が２０％近くあり、中期上昇トレンドは崩れをみせていない。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS