午後:債券サマリー 先物は小反落、長期金利0.045%に上昇
11日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落。一時プラス圏に浮上するなど底堅さも感じられたが、上値は重く総じて軟調に推移した。
債券先物は売り先行でスタート。10日の米市場で金利低下が一服した流れを引き継いだ。米中摩擦の激化懸念や英国の欧州連合(EU)離脱問題などから下値を売り込む動きは限定的で、日経平均株価が軟化する場面では下値に買いが入ったものの、足もとでの相場上昇に対する警戒感から上値を追う展開には至らなかった。なお、この日は30年債入札が実施され、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は5銭と前回(11月13日)と同じで、応札倍率は3.78倍と前回の3.99倍を下回った。
この日の先物12月限は151円77銭で始まり、高値は151円81銭、安値は151円71銭、終値は前日比5銭安の151円75銭。出来高は3兆9885億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.045%、20年債が同横ばいの0.560%、30年債が同横ばいの0.790%だった。
出所:minkabuPRESS
債券先物は売り先行でスタート。10日の米市場で金利低下が一服した流れを引き継いだ。米中摩擦の激化懸念や英国の欧州連合(EU)離脱問題などから下値を売り込む動きは限定的で、日経平均株価が軟化する場面では下値に買いが入ったものの、足もとでの相場上昇に対する警戒感から上値を追う展開には至らなかった。なお、この日は30年債入札が実施され、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は5銭と前回(11月13日)と同じで、応札倍率は3.78倍と前回の3.99倍を下回った。
この日の先物12月限は151円77銭で始まり、高値は151円81銭、安値は151円71銭、終値は前日比5銭安の151円75銭。出来高は3兆9885億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.045%、20年債が同横ばいの0.560%、30年債が同横ばいの0.790%だった。
出所:minkabuPRESS
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