割安感が強く、今年から来年に向け、狙える銘柄
ゴム、合成樹脂製品を中心に、産業、建設、運動施設へ資材を提供するメーカー。売上の45%を米国で計上するなど、海外売り上げが全体の58%を占める。
近時の業績のけん引役は、米国でのシェールオイル向けの採掘用ホースや、自動車向け尿素SCRシステム向けのタンクで、これらの需要は大きく拡大中だ。尿素SCRシステムは、ディーゼルエンジン利用の車が、排ガス規制を守るため、ここから排出される気体(窒素酸化物・NOx)を無害化するシステム。CO2排出量削減のために各国の自動車メーカーが、取り組む技術だが、このシステムの中で使用される尿素識別センサー、尿素タンク、ヒーティングホースを、同社は提供している。
8月3日に、同社は業績予想を上方修正し、11月13日には配当予想を上方修正すると同時に、株式分割(1株を2株に)を発表した。ただし、当期純利益は、前期にホテル運営子会社の売却益を計上していたことから、今期は30%以上の減少となる。
株価は、今年9月の2200円近辺から1600円台まで大きく調整し、その後一旦2000円台を回復したが、その後再度調整し、11月に空いたマドをほぼ埋めてきた。同社は12月決算であり、そろそろ決算への期待が強まってくること、株式分割の効力発生が1月であること、現在のPBRが0.8倍程度であることなどから、割安感は強く、今年から来年に向け、狙える銘柄だろう。
近時の業績のけん引役は、米国でのシェールオイル向けの採掘用ホースや、自動車向け尿素SCRシステム向けのタンクで、これらの需要は大きく拡大中だ。尿素SCRシステムは、ディーゼルエンジン利用の車が、排ガス規制を守るため、ここから排出される気体(窒素酸化物・NOx)を無害化するシステム。CO2排出量削減のために各国の自動車メーカーが、取り組む技術だが、このシステムの中で使用される尿素識別センサー、尿素タンク、ヒーティングホースを、同社は提供している。
8月3日に、同社は業績予想を上方修正し、11月13日には配当予想を上方修正すると同時に、株式分割(1株を2株に)を発表した。ただし、当期純利益は、前期にホテル運営子会社の売却益を計上していたことから、今期は30%以上の減少となる。
株価は、今年9月の2200円近辺から1600円台まで大きく調整し、その後一旦2000円台を回復したが、その後再度調整し、11月に空いたマドをほぼ埋めてきた。同社は12月決算であり、そろそろ決算への期待が強まってくること、株式分割の効力発生が1月であること、現在のPBRが0.8倍程度であることなどから、割安感は強く、今年から来年に向け、狙える銘柄だろう。