ネクスG、前期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/12/07 22:30
 ネクスグループ <6634> [JQ] が12月7日大引け後(22:30)に業績修正を発表。18年11月期の連結最終損益を従来予想の5.6億円の黒字→1億円の赤字(前の期は9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.5億円の赤字→11.2億円の赤字(前年同期は8.5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上面につきましては、当社連結子会社のイー・旅ネット・ドット・コム株式会社の売上が予定を下回ったため、減少しました。 損益面につきましては、営業利益において、通期として当社連結子会社の株式会社チチカカの販管費の増加が見られ、第4四半期においては、株式会社チチカカの原価率が上昇したことにより、減少いたしました。経常利益においては、株式会社チチカカが仮想通貨運用損393百万円(※1)を計上いたしました。昨今は下落局面が目立つ仮想通貨市場ですが、仮想通貨価格が大きく下落した際は、リスクコントロールの一環として適宜損切りを行っており、資金効率を常に意識したトレーディングを展開しております。結果として仮想通貨事業としては今期一定程度の利益をあげておりますが、株式会社チチカカにおいて仮想通貨に対する投資を主たる事業としていなかったため、営業外費用として計上しております。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当社保有株式を譲渡により特別利益651百万円を計上いたしましたが(※2)、「1.特別損失の計上について」に記載のとおり「CoSTUME NATIONAL」のトレードマーク(商標権)891百万円を減損いたしました。「CoSTUME NATIONAL」に関しましては、現状の実績を鑑み、事業計画をより保守的に見直しした結果です。今後は全世界に向けたライセンス事業の開始、拡大のため、当事業とシナジーのある業務提携先を検討し、早急な売上の拡大に努めてまいります。 同じく「1.特別損失の計上について」に記載のとおり、株式会社ファセッタズムののれん140百万円の減損処理については、売上が上昇してきたものの、当初想定していた事業計画を下回ったため、より保守的に見直しをした結果であります。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。※1…「連結決算における営業外収益及び営業外費用ならびに個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ」(平成30年4月13日公表)※2…「当社保有株式の譲渡による特別利益計上に関するお知らせ」(平成30年3月27日、平成30年6月1日公表)   「株式会社カイカの株式売却と当該売却に伴う持分法適用関連会社の異動に関するお知らせ」(平成30年10月19日公表)
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