ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1954億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.0％増の1954億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.9％増の1849億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> など8銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.83％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.07％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は7.24％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.83％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.79％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が85円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1301億6300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1155億7200万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が208億7600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が141億3400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が65億9700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億9100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が28億4900万円の売買代金となった。

株探ニュース