アップルの底入れで出直り期待
法的問題が生じた場合に行われる証拠保全のためのデータ抽出・解析などを行う「リーガルテック事業」を主力とするIT系企業。
企業不祥事対応や訴訟提起など、外部内部の捜査・調査が必要となった場合、企業内のサーバーを洗い出し、削除されたデータを含め、それに関連する証拠を確保する業務を行う。「デジタルフォレンジック」と呼ばれるこの作業は、訴訟や企業防衛等の実務において、中心的な役割を果たしており、世界各国で需要が大きい事業だ。
この事業は、年率16%の成長力があるとされており(同社説明会資料)、海外において、より高い需要が見込まれることから、同社は米国、欧州などでも活躍している。また、アジア圏への進出を進めており、内部統制コンサルティングも含め、成長性の確保を企画している。
また、同社はAI事業に注力し、次の収益の核としようとしている。同社が開発した「KIBIT」と呼んでいるAIシステムは、言語や会話などの分析においてAIを使うもので、介護や医療などを始め、様々な用途に活用を進めている。
2018年に黒字化した同社は、2019年3月期以降、このAI事業を活かし、利益拡大期に入ろうとしている。
米国で高PER銘柄への回避が進んでいることが、同社株価にも悪影響を及ぼし、株価は2018年6月の1298円から10月には735円まで下落したが、そろそろ下げ止まりの様相を見せ始めている。
米国でも、一旦アップル株の底入れ感が出てくる可能性があるタイミングでもあり、同社株の出直りにも期待が出来るだろう。
企業不祥事対応や訴訟提起など、外部内部の捜査・調査が必要となった場合、企業内のサーバーを洗い出し、削除されたデータを含め、それに関連する証拠を確保する業務を行う。「デジタルフォレンジック」と呼ばれるこの作業は、訴訟や企業防衛等の実務において、中心的な役割を果たしており、世界各国で需要が大きい事業だ。
この事業は、年率16%の成長力があるとされており(同社説明会資料)、海外において、より高い需要が見込まれることから、同社は米国、欧州などでも活躍している。また、アジア圏への進出を進めており、内部統制コンサルティングも含め、成長性の確保を企画している。
また、同社はAI事業に注力し、次の収益の核としようとしている。同社が開発した「KIBIT」と呼んでいるAIシステムは、言語や会話などの分析においてAIを使うもので、介護や医療などを始め、様々な用途に活用を進めている。
2018年に黒字化した同社は、2019年3月期以降、このAI事業を活かし、利益拡大期に入ろうとしている。
米国で高PER銘柄への回避が進んでいることが、同社株価にも悪影響を及ぼし、株価は2018年6月の1298円から10月には735円まで下落したが、そろそろ下げ止まりの様相を見せ始めている。
米国でも、一旦アップル株の底入れ感が出てくる可能性があるタイミングでもあり、同社株の出直りにも期待が出来るだろう。