豪ドル
豪ドルは今週(11月12日の週)、対米ドルや対円で反発しました。クドロー米NEC(国家経済会議)委員長が13日、「米国と中国は通商問題についての協議を再開した」と語ったことで、両国の貿易摩擦が緩和するとの期待が高まり、豪ドルの支援材料となりました。中国は豪州最大の輸出先です。
豪州の10月雇用統計の強い結果も、豪ドルにとって好材料でした。雇用統計では、雇用者数が前月比3.28万人増と、市場の予想(2.00万人)以上に増加し、失業率は5.0%と、市場予想(5.1%へ悪化)に反して、6年半ぶりの低水準を記録した9月から変わりませんでした。
来週(11月19日の週)は、20日にRBA(豪中銀)議事録が公表されます。議事録で金融政策の先行きについて新たな材料が提供されれば、豪ドルが反応する可能性はあるものの、新たな材料が提供される可能性は低そうです。その場合、豪ドルは米中貿易摩擦に関するニュースや、主要国株価の変動に影響を受けやすい地合いになりそうです。米中貿易摩擦をめぐる懸念が一段と和らぐ、あるいは主要国株価が上昇を続けた場合、豪ドルは上値を試す展開になる可能性があります。
豪州の10月雇用統計の強い結果も、豪ドルにとって好材料でした。雇用統計では、雇用者数が前月比3.28万人増と、市場の予想(2.00万人)以上に増加し、失業率は5.0%と、市場予想(5.1%へ悪化)に反して、6年半ぶりの低水準を記録した9月から変わりませんでした。
来週(11月19日の週)は、20日にRBA(豪中銀)議事録が公表されます。議事録で金融政策の先行きについて新たな材料が提供されれば、豪ドルが反応する可能性はあるものの、新たな材料が提供される可能性は低そうです。その場合、豪ドルは米中貿易摩擦に関するニュースや、主要国株価の変動に影響を受けやすい地合いになりそうです。米中貿易摩擦をめぐる懸念が一段と和らぐ、あるいは主要国株価が上昇を続けた場合、豪ドルは上値を試す展開になる可能性があります。