エボラブルA、前期最終を4%上方修正・最高益予想を上乗せ

配信元:株探
投稿:2018/11/12 19:00
 エボラブルアジア <6191> が11月12日大引け後(19:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。18年9月期の連結最終利益を従来予想の8.8億円→9.1億円(前の期は4.2億円)に3.9%上方修正し、増益率が2.1倍→2.2倍に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の15億円→12.1億円(前の期は7.3億円)に19.3%下方修正し、増益率が2.1倍→65.8%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の10.2億円→10.6億円に3.3%増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は平成30年8月9日に、1.オンライン旅行事業における総合旅行プラットフォーム「エアトリ」の販売が好調であること、2.平成30年5月31日付で子会社化した旧DeNAトラベル(現・株式会社エアトリ)の株式取得による影響を加味し、通期連結業績の売上収益を上方修正(7,050百万円から11,000百万円)いたしました。 その後、1.旅行事業の繁忙期である8月、9月において、マーケティング施策やサイト改善の成果等により、「エアトリ」の販売が想定以上に好調に推移し、2.海外航空券・海外旅行における国内最大手OTAである子会社の株式会社エアトリや外国人向けのWifiレンタルを行う子会社の旧株式会社Destination Japan(現・株式会社インバウンドプラットフォーム)において、買収後のPMI(※)の成果により、想定以上に収益が伸長いたしました。以上の状況を踏まえ、今回、通期の連結業績予想の上方修正をいたします。具体的には、連結売上収益は前回予想の11,000百万円から12,447百万円に13.1%増加する見込みです。なお、営業利益については、マーケティングコストの積極投下や新規事業への投資等により当初業績予想に対して19.3%減少した1,210百万円となる見込みですが、親会社等の所有者に帰属する当期利益については、当初予算を3.8%上回る915百万円となる見込みです。(※)PMI:Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略で、M&A(企業の合併・買収)後の統合プロセスのことです。(注)業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものです。実際の業績は今後のさまざまな要因によって、予想数値とは異なる場合があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,239.0
(09/20)
+59.0
(+5.00%)