<動意株・12日>(前引け)=熊谷組、新日本科学、ブレインパッド

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/11/12 11:37
<動意株・12日>(前引け)=熊谷組、新日本科学、ブレインパッド  熊谷組<1861.T>=ストップ高。同社は9日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を240億円から250億円(前期比8.5%増)へ増額しており、これがポジティブサプライズとなった。トンネルなど大型土木工事に強みを持つが、住友林業<1911.T>と資本業務提携した効果で海外事業も好調、収益を押し上げている。ストップ高水準でなお10倍を切るPERに割安感があり、追随買いを誘っている。

 新日本科学<2395.T>=ストップ高カイ気配。同社は前週末9日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業損益を5億2000万円の赤字から2億5000万円の黒字(前期6億9700万円の赤字)へ、最終損益を11億5700万円の赤字から6億円の黒字(同35億5500万円の赤字)へ上方修正し、一転営業黒字としたことが好感されている。連結子会社2社を連結から除外したため、売上高は167億円から153億3000万円(前期比7.7%減)へ下方修正したが、前臨床事業での堅調な受注状況を背景に稼働率が想定を上回り、利益率の改善が図られる見通しだ。

 ブレインパッド<3655.T>=ストップ高。同社が前週末9日の取引終了後、19年6月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から7億5000万円~9億円(前期比28.2%~53.9%増)へ、最終利益を4億800万円から5億200万円~6億2000万円(同27.8%~52.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は52億円(同20.0%増)の従来予想を据え置いたものの、第1四半期に案件の大型化・長期化などで案件利益が好調に推移したことを加味したという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
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