米副大統領の発言に注意
9日のドル/円は114円台を維持できずに小反落。もっとも、ユーロやポンドに対するドル高圧力の影響から下値も堅く、原油安・株安・米長期金利低下という逆風の中でも113円台後半で下げ渋った。本日は祝日の関係で米国債市場が休場となる他、米経済指標の発表もない。ドル/円相場の手掛かりは限られる公算で、値動きも限られそうだ。ただ、先月の対中強硬発言が物議を醸したペンス米副大統領が来日中につき、念のため発言に注意しておきたい。貿易摩擦問題に絡む突発性の発言には市場が敏感に反応する可能性があろう。