ETF売買動向＝2日前引け、ＭＸＪリコアが新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.0％減の1444億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.2％減の1376億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> が新高値。ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.27％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が4.10％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.87％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が3.85％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.11％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.44％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が266円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金999億4700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1115億2100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が53億5600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が27億8500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億9800万円の売買代金となった。

株探ニュース